2008/06/02
グラフィックデザイナー/(株)マーケティング・コミュニケーション・エルグ
上田亮へのコメント
4歳年上の上田さんとは、専門学校のクラスメートでした。
なので普段通り、“りょうさん”と呼ばせていただきます。
学生時代、たくさんの経験をしてきたりょうさんは、
やっぱりつくるものも、ライフスタイルも、デザインに対しての意識も…
高校出たばかりの“ポヤ~ン”とした私の、考えが及ばない所まで考えていて、
常に1番先を歩いてる。
クラスの中では「りょうさんスゴイね」なんて感じの、
一目置かれた存在でした。
けれども、
「俺はみんなより4歳年上でこの世界に入ってきたから、
常にみんなより最低4年分は、上にいなきゃって思ってるんだ」
と、ふと言われたときに、
彼のプレッシャーや、それに負けんとする努力を感じたのです。
そんなりょうさんも、クラスの女子から
「クラスの男子の中で1番子供!」なんて、言われることもあり…笑
そんな風に言われてしまうのも、
りょうさんの柔和な雰囲気の魅力からだと思うのです。
友人であり、同志であるりょうさんですが、
相変わらず、ずんずん先を歩いていて、
私にとって前方に見える灯火のような、目指すべきところです。
でも、恋愛話をするときの、ちょっとずるいニヤリ顔を見ると、
急に近しく感じるのです。
PROFILE
1981年北海道生まれ。
2002年北海道造形デザイン専門学校卒業後、
(株)マーケティング・コミュニケーション・エルグに入社。
描く・塗る・切る・貼る・縫う・編む…
手を動かして生まれるものを信じています。
デザインユニット
上田亮へのコメント
う…ウッキーみたいに手が長く、
え…「えっ?! ホンマ!!」が口癖で、
だ…大胆不敵なデザインが得意。
り…リッツパーティはしなさそうだけど、
よ…ヨーロッパの香りがする
う…上田くん。
PROFILE
福田大年[Hirotoshi Fukuda]
札幌市立大学大学教員・アートディレクター/Futaba
児玉美也子[Miyako Kodama]
デザイナー・イラストレータ/Futaba
Futabaは、「人・自然・テクノロジーの関わり」をテーマに、Web・映像・
エディトリアル・イラスト等の分野で活動している札幌のデザインユニットです。
2005年から活動開始。
futabaウェブサイト
デザイナー
上田亮へのコメント
上田さんは、ヘッセ「知と愛」のナルチスを彷彿させる。
ナルチスが修道院で思索し、信仰を生活の中心をおいているように、上田さんはデザインを生活の中心においている。
見える風景をCMYKに分解し、話す言葉をタイポグラフィにして相手に届けているのだろう。
僕も頑張らないとなぁと思いつつ「星の王子様 ニューヨークへ行く※」を見ている今もモニターの前で思索しているに違いない。
しかも、上田さんはスウェーデンへ1人旅に出てしまうぐらいの行動の人だ。
この思索と行動が一体となった時に、上田さんはどんなデザインをしどんなヒトになっているのだろう。
人間、とりわけ芸術家を人間らしくすることは、
ひたすら「内面への道」をたどって実現されるのではなく、
ただ実生活との創造的な対決によってのみ実現される。
ーヘルマン・ヘッセ
※エディ・マーフィ扮するアーキム王子が花嫁探しにニューヨークへ行くコメディ映画。(1988/米)
PROFILE
1979年、北海道室蘭市出身。小学4年から高校卒業まで野球部に所属していたが、誰からも野球部だったとは信じてもらえない非体育会系。大学在学中は読書と映像制作を趣味とする非アクティブ系。VJをするためにMacを購入し、遊んでいるうちにデザインに興味をいだき、大学4年生の1年間ウェブマガジン SHIFT PRODUCTIONにインターンとして所属。卒業後、デザインプロダクションinsights.incを経て、広告制作会社IZAに入社。6年間、さまざまなジャンルの広告制作にたずさわる。もっとクライアントの顔がみえるような仕事を多くやりたいと思い、IZAを退社。2009年よりCOMMUNEに所属。
2008/06/01
CONSADOLE SAPPORO — Notebook / 2008
Art Director:Ryo Ueda [上田 亮]
Designer:Ryo Ueda [上田 亮]
Client:Hokkaido Footboll Club[北海道フットボールクラブ]




Sapporo Copywriters Club — Trophy / 2008
Art Director:Ryo Ueda [上田 亮]
Designer:Ryo Ueda [上田 亮]
Printing Director:Takaaki Tsukada[塚田 敬昭]
Client:Sapporo Copywriters Club[札幌コピーライターズクラブ]





札幌コピーライターズクラブのトロフィー。
デザインコンセプトは3つ、
1つ目は、良いコピーを生み出すにはとにかく書くことが大切だということで、コピー用紙がそのままトロフィーになってます。
受賞の喜びと感動をSCCのロゴ入りのコピー用紙を見ながら日々かみしめ、
次の年に向けてモチベーションを維持しながら良いコピーを生み出してもらう。
2つ目は、無くなるということ。受賞という結果はもう過去のものです。受賞した時点から書きまくることで
トロフィーは無くなってしまいます。なので次の受賞を目指しましょう。
3つ目は、グランプリの人はB5サイズ、準グランプリの人はB4サイズ、そしてSCC賞の人はB4サイズ、
上位の賞ほど小さい。それはもっと上の賞を目指してもっと書けというメッセージです。
コピーライターにとってコピー用紙はアイデアをふくらますための必需品。
SCCの受賞作品たちもきっとコピー用紙に書かれた多くのアイデアの断片の中から生まれてきたものなんだと思います。
良いコピーを書くには、とにかく沢山書きまくること。それが良いコピーに繋がる近道ということで、
来年はこのSCCロゴの刷り込まれたコピー用紙に書きまくった作品がぜひ賞を取ることを願っています。
このトロフィーはデザインよりもコンセプトがすべて、過剰なデザインはしませんでした。
でもやっぱりトロフィーらしいおめでたい感じやゴージャスな感じを演出したいということで、
包装紙・賞状ともトレジャリーのゴールド・シルバー・プラチナという紙にシルバーでストライプを印刷し、
ゴージャスな紙とインクの様々な組み合わせにより、きらきらした感じにしました。
Tohoku Rakuten Golden Eagles — Season Seat 2008 / 2008
Art Director:Ryo Ueda [上田 亮]
Designer:Ryo Ueda [上田 亮]
Planner:Shinji Yoshikawa[吉川 慎二]
Client:Tohoku Rakuten Golden Eagles[東北楽天ゴールデンイーグルス]










YAMAHA 60 YEARS — VI, Poster / 2008
Art Director:Ryo Ueda [上田 亮]
Designer:Ryo Ueda [上田 亮]
Photographer:Takuto Kosukegawa[小助川 拓人]
Acount Director:Hiroyuki Yakita[矢北 博之]
Client:YAMAHA



CONSADOLE SAPPORO — Season Ticket / 2008
Art Director:Ryo Ueda [上田 亮]
Designer:Ryo Ueda [上田 亮]
Client:Hokkaido Footboll Club[北海道フットボールクラブ]



2004年より毎年のレギュラーになりつつあるシーズンチケットのデザイン。
2008年は、5年目にして念願のJ1昇格を決め、例年とは違うモチベーションがチームやサポーター全体にありました。
「J2からJ1へ」の勢いを表現するコンセプトが「聖旗」。
十字軍が他国へ攻め入る際の結束の証として、掲げた十字の聖なる旗。
軍は、その「聖旗」によって「一糸乱れぬ統率」や「揺るぎない結束」をもって進軍し勝利する。
旗は歴史上の戦いにおいて、軍の象徴(アイコン)として機能し、兵士の士気や結束力を高める上で大きな役割を担ってきました。
そしてそのフォルムは長年に渡りシェイプされ、より見やすくより洗練されたものとなってきました。
その名残は現在も各国の国旗のデザインに残り、ワールドカップのような国際大会においても目にすることができます。
2008年度のシーズンチケットでは、その長年にわたり洗練されてきた視認性やデザイン性が、
シーズンチケットのデザインとしてもふさわしいものであり、そのコンセプトにおいても力強いものとなるという確信のもと、
コンサドーレ札幌イレブンが「揺るぎない結束」によって進軍するための象徴として、「聖旗」をモチーフにデザインしました。
各国の国旗にみられる「聖旗」のフォルムを抽出し、赤と黒のコンサドーレカラーに変換することにより、
コンサドーレの10種類の異なる「聖旗」は完成しました。
どこかで見たことがある形、それがすべて赤と黒のコンサドーレカラーで統一されています。
そんあ歴史があるけどどこか新鮮な「聖旗」を胸に掲げ、応援することにより、コンサドーレがJ1のチームを相手に次々と勝利する姿を見てみたいと願っています。


デザイン年鑑2008-2009
出版社:翔泳社編集部 著・ 編集
定価:3,990円
by 上田亮 from Sapporo


「デザイン・データ・ブック[グラフィック2008]」
著者:+DESIGNING編集部[編]
定価:4,410円(税込)
by 上田亮 from Sapporo