Ryo Ueda

ヨハン・ファント[Johan Fant]さんから見た上田亮

教師

亮と出会ってもう10年になるけど、そのの永い歳月の間、住んでいる国が違うという理由で決して頻繁に会っていたと言えません。しかし、その代わりに短期間ながら数回も一緒に住んで、近くからお互いを見たことがあります。そうして同じ屋根の下に暮すと、親しみが深くなっていく一方、もちろんお互いの悪い癖とか悪いところも知るようになります。で、場合によって相手の短所を嫌になって親しい関係が崩れ始めます。でも彼とそういうことは起こりませんでした。いや、その逆に何年もの永い間に合わなくても崩れない友情が生まれました。

と言うわけで、近くから見た亮の印象を簡潔に語りたいと思います。初めて出会った当時、彼はスウェーデン語を勉強している学生でした。その当時から、好奇心の強い・素直・美に対しての感受性が鋭い、という彼のイメージがありました。最近の8年あまり彼は僕にも伝わるような情熱でデザインをやってきました。といっても、彼はデザインだけではなく、デザインの道を辿りながらも、色んな物や人に関心をもって、寛容な精神で世の中をちゃんと受け入れている人だと思います。きっと、その好奇心の強さや偏見のない精神も彼のデザインを支えています。