テキスタイルで作った巨大なアート
この間、ストックホルムのDöbelnsgatan36にあるギャラリーで、芸術家・写真家、Martin Halaskaの展覧会がありました。Martinはまだ30代半ばという若さにもかかわらず、もう15年間以上、自分の父親から受け継いだユニークな技法を使って、独特なスタイルでアート作品をつくり続けています。
Martinのアートとは、テキスタイルで出来ているもので、堂々とした巨大な似顔絵と抽象的な絵がメインです。
先ほども言いましたが、Martinの技法について簡単に説明してみます。最初は巨大なキャンバスに、時間をかけて何千本もの毛糸などのテキスタイルを重ねあわせ、モチーフを作っていきます。そして、何万本もの針でモチーフを固定してから、機械を使ってモチーフをプレスして完成です。モダンなタペストリーの一種と言ってもいいかもしれません。(説明がうまくできなくて申し訳ありません。詳しくはMartinのウェブサイトをご覧ください。)
この独特な技法と素材のおかげかもしれませんが、Martinの作品は遠くから見ると写真に見えますが、近づいたり別な角度から見てみると、普通の絵以上の深みと暖かさが感じられます。いや、むしろ絵が生きているようなその印象に驚くと思います。
今まで絵のモチーフとなった人の中に、映画監督のミロス・フォアマンやチェコ共和国前大統領のヴァーツラフ・ハヴェルなどがいますが、依頼を受けて似顔絵を作ることもあります。
by ヨハン・ファント from Stockholm



