所俊彦[Toshihiko Tokoro]

広告制作会社 クリエイティブディレクション所事ム所 代表

上田亮へのコメント
向こうを見てる人。
小学生の時、みんながクラスの中で遊んでいるのに、
ひとりだけ裏庭が気になって、どちらかといえば、そっちを探検している子。
中学生の時、みんながアイドルに夢中になっているのに、
ひとりだけ大人びた洋楽なんか聴いちゃって、
服装も何故だかわからないけど、みんなと違って見えた子。
ハタチを過ぎて、みんながその辺の誘惑に目の色変えているのに、
ひとりだけ海の向こうを静かに眺めていて、回りから「冷めてない?」とか言われる男。
大人になって、みんなが二日酔いでウコン飲んでるのに、
ひとりだけ朝から「次」を探してて、ココロとカラダを動かしている男。
そういう男は、きっと、いつまでも、かっこいい。
上田亮は、僕には、そう映る。
このままだと悔しいので、チャンスを狙ってパンツを脱がしたい。

ワビサビ[WABISABI]

デザインユニット

上田亮へのコメント
亮くんはいい人だ。ぐうたらしたところを見たことがない。見てないだけかもしれないけれど、どうもぐうたらしなさそうだ。これは人柄の話だけど、デザインに関しても同じ。持ち前のセンスと、キリッと隙のない完成度で、おいおい、ちょっとくらいぐうたらしてみたらと言いたくなるほどステキなものばかり創っている。時には寝起きでヨダレの跡がついたまま、さらに後頭部がパッカリ割れていたり、打合せの途中でトイレから戻るとチャックが開きっぱなしだったり、ワイヤレスのヘッドフォンが、実は電池が切れていたり、ヒラギノのことを当たり前な顔でヒラノギと言ってみたり、そんなぐうたらな上田亮くんに会える日は来るのだろうか。きっと来ないのだろうなぁ。悔しい。

PROFILE
1999年、工藤“ワビ”良平と中西“サビ”一志によってつくられたデザインユニット。アドバタイジングからグラフィックデザイン、イラストレーション、ムービー、音楽まで幅広く活動している。JAGDA新人賞、世界ポスタートリエンナーレトヤマ金賞、ニューヨークADC銀賞・メリット賞、台湾国際ポスターデザインアワード銅賞、他受賞多数。

wabisabiウェブサイト

ヨハン・ファント[Johan Fant]

教師

上田亮へのコメント
亮と出会ってもう10年になるけど、そのの永い歳月の間、住んでいる国が違うという理由で決して頻繁に会っていたと言えません。しかし、その代わりに短期間ながら数回も一緒に住んで、近くからお互いを見たことがあります。そうして同じ屋根の下に暮すと、親しみが深くなっていく一方、もちろんお互いの悪い癖とか悪いところも知るようになります。で、場合によって相手の短所を嫌になって親しい関係が崩れ始めます。でも彼とそういうことは起こりませんでした。いや、その逆に何年もの永い間に会わなくても崩れない友情が生まれました。

というわけで、近くから見た亮の印象を簡潔に語りたいと思います。初めて出会った当時、彼はスウェーデン語を勉強している学生でした。その当時から、好奇心の強い・素直・美に対しての感受性が鋭い、という彼のイメージがありました。最近の8年あまり彼は僕にも伝わるような情熱でデザインをやってきました。といっても、彼はデザインだけではなく、デザインの道を辿りながらも、色んな物や人に関心をもって、寛容な精神で世の中をちゃんと受け入れている人だと思います。きっと、その好奇心の強さや偏見のない精神も彼のデザインを支えています。

前田麦[Baku Maeda]

イラストレーター

上田亮へのコメント
上田君とは知り合ってから、早4、5年?信用出来るデザイナーです。
そのクールな外見とは裏腹にけっこう熱いところもあり、かつては
「ナイフのように尖っていた!」という噂も!(真偽は定かではありませんが…)

またデザイナーとしての上田君は、芯が1本通っている今時珍しい職人気質。
時に頑固ともとれる場面もありますが(笑)それは、デザインの精度を極めるがための
いい頑固さと受け取っています。
おそらく、これから北海道、日本、海外と場所や時間に捕われず着実に良い物を淡々と
生産していくであろう純正グラフィックデザイナー。その活躍に期待です。

PROFILE
札幌在住。2005年よりフリーのイラストレーターとして独立。
日本、海外のマンガからインスパイアされたコミックのタッチを主軸としながらも、
現在それだけに留まらずモバイルコンテンツやキャラクターデザイン、リアルタッチ、
アートディレクションなど幅広い活動を行っている。

2003年には、日本・ロンドン8人のイラストレーター集団「GOBACK2D」に参加。
英国はロンドン・マンチェスターにてエキビジョンを開催。

主な仕事に、コンサドーレ札幌 チケットイラスト、楽天イーグスルスプレイヤーズ
チケットイラスト、STVアニメ『チビナックス』キャラクターデザイン、
フリーペーパーPILOT Vol.12~Vol.20 表紙ディレクション、
台湾KYMCOのCMキャラクターデザイン

前田麦ウェブサイト

長谷川圭介[Keisuke Hasegawa]

ライター/有限会社KITE(カイト)

上田亮へのコメント
上田の「う」
うっかりの「う」。
その仕事ぶりとは裏腹に、なかなかのうっかり者である。
いつだったかJR銭函駅で仕事の待ち合わせをしたことがあった。
時間になってもちっとも現れないので事故にでも遭ったんじゃないかと心配していると、携帯電話が鳴った。
「考えごとをしていたら乗り過ごしちゃって、いま朝里駅(銭函駅の次の駅)にいます」。
学生時代に自転車で遠出をした挙げ句、帰り道が分からなくなり、
お月さまをたよりにしながら帰り道を探したという武勇伝を持つ。
余計に迷子になったことはいうまでもない。
そんなことだから待ち合わせ場所に涼しい顔で現れる上田さんを見るたびに、
ここへ辿り着くまでに今日はどんな冒険をしてきたんだろうとついつい想いをめぐらせてしまう
(待ち合わせ場所でニヤけていたらゴメンナサイ)。
毎日がトム・ソーヤーのような上田さんだが、デザインとなると「うっかり」が影を潜めるのだからまったく感心させられる。
あるいは仕事の分の「うっかり」を生活レベルで解放しているのか。とにかく、月夜の晩の待ち合わせは注意が必要です。

PROFILE
ノンセクションライター(なんでも書きます)。
1976年愛知県生まれ。
北海道大学文学部卒業後、真夏の愛知と晩秋の札幌でそれぞれ一度ずつガードマンの仕事に就く(累計半年間)。
旅行情報誌の広告制作を3年半経験し、05年6月有限会社KITE設立と同時に同社へ。
雑誌記事の取材・執筆、広告制作、ウェブサイト制作、テレビ番組の企画などを担当。
ガードマン経験で培った誘導技術と動体視力を生かし、ますます混迷を極める世の中をペンで交通整理する。
keisuke@aozora-kite.com