中川貴博[Takahiro Nakagawa]

グラフィックデザイナー・ライター・クラブ・ラジオDJ

上田亮へのコメント
上田亮は臆病だ。
臆病という言葉に語弊があるならば、慎重派と言った方がいいのであろう。
かくいう自分も臆病者だ。
しかし、それが何かを生み出す作業に於いては必要なことの一つであると思う。
人一倍臆病であるが故に探求し、執着し、より良い完成品を導く事になるのであろう。
その意味では、上田亮には自分の臆病度はまだまだ足りないと思わされる事がある。

上田亮はいつも疑問を抱えている。
疑問も人を動かせる大きな要因だ。疑問を持つからこそ解決法を模索し、行動する。
そして、最適であろう答を導きだすことが出来るのであろう。

自分が彼と出会ったのは、彼がまだ本校の学生時代であるが、
当時からその好奇心の多さと、行動しようともがく姿勢が魅力的に映った。
そして、彼と一緒に卒業制作が出来、良い評価にも繋がったのは自分にも大きな自信となった。

まだまだ悩め、上田亮。
自分は君の幾つもの箇所に、若かった自分を投影させていることがある。
他人が受けた評価を自分の手柄のように感じてしまうのはいささか図々しいのだけれど、
君が生み出す幾多の評価を、即ち自分の嬉しさのように感じていたりするのだから。

PROFILE
学校法人 栗谷川学園 北海道造形デザイン専門学校
現在、翌年より発足予定の同校「特設イラストレーション学科」準備室担当常勤講師。
個人で行う諸活動はHEATIN’ SYSTEM名義で行う。
毎月第1木曜、札幌PRECIOUS HALL/FILLMORE NORTHにてイベント「ESCOLA DO JAZZ」を主宰

東井崇[Takashi Toi]

コピーライター/広告代理店

上田亮へのコメント
上田君はヘンだ。
わざわざ自分から、大変な道を選ぶ。
でも、その道は間違いのない道。
ホンシツを彼は常に探ろうとする。
「テキトーに、やってくれればいいから」という人とは、
ひょっとしたら、仕事はしにくいかもしれない。

上田君はヘンだ。
酔っぱらうと、
幼少時代に、指から不思議な糸が出た話をしだす。
その話に、私の妻は少し怯えていた。
(初対面の人にはしないほうがいい話かもしれない)

上田君は、何者なのか。
分からないからこそ、
私と上田君との付き合いは、まだまだ続いていく。

PROFILE
1977年生まれ。上田君と同じ年。
岐阜県出身。
リクルートの制作を東京と大阪で経験し、
2007年より札幌に。
どちらかと言うと、コピーを書きます。

寺島賢幸[Masayuki Terashima]

アートディレクター/有限会社 寺島デザイン制作室

上田亮へのコメント
伸びる人、成長する人は素直で勉強好きだ。自分の思いと違っていても頭から否定しない柔軟さがあるということだ。彼はまさにそんなタイプだ。だからスポンジみたいに吸収がいい。その素直さに加えて生まれ持ったセンスの良さがある。この「センス」というやつは簡単に身につくものではない。デザインだけでなくファッションや聴く音楽などその人のすべてに現れる。だからそんな彼が羨ましい。ずるい。僕は全く自信がない。だからいつも息を切らしながらやっている。彼はきっと鼻歌交じりにやっているはずだ。ちくしょー。いつだったか、造形デザイン専門学校にゲスト講師で呼ばれたとき、控室にポートフォリオを持って彼がやってきた。そこにはフライヤーなどたくさんの作品が並んでいたが、学生としてはもうほとんど文句のつけようのないものばかりだった。超デザイン学校級という感じだ。だから言ってやった。「今独立してもやっていける」と。それでもたまに本人と会うと自信なさげだ。ただ自信をつけられたら勝ち目はない。年齢的にも一皮むける頃なので、そろそろ本当の「上田オリジナル」が生まれるはずだ。それは誰も見たことのないヴィジュアルだ。彼の中の怪物が目を覚ます。やれやれ。

PROFILE
1961年札幌生まれ。広告代理店を経て1992年(有)寺島デザイン制作室設立。
JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)会員

JAGDA新人賞、ニューヨークADC 銅賞、香港国際ポスタートリエンナーレ 銅賞、
ニューヨークフェスティバル 銅賞、全国カレンダー展 日本印刷産業連合会会長賞ほか受賞。
世界ポスタートリエンナーレトヤマ、ヘルシンキ国際ポスタービエンナーレ、
ショーモンポスターフェスティバル(仏)、ラハティポスタービエンナーレ(フィンランド)ほか入選。

寺島デザインブログ

石田勝也[Katsuya Ishida]

映像企画製作

上田亮へのコメント
上田君にはじめて会ったのって、もう7年ぐらい前だろうか?
会った瞬間に「あ、この人出来る人だ。」って思いました。
さらに彼の作品を見て、「あ~、もう自分はデザインやっているって言えないなぁ」って。(笑)
それに加えて、物腰の優しい人柄とデザインに対する熱い思いは、年長の僕自身いつも刺激を受けています。
こんな場所だからぶっちゃけてしまうと、なんていうのかな?ある種の畏敬の念みたいなものがあって…
仕事をお願いしたときも、全くの不安がない人ってそんなにいないのです。
いやはや、すごい人が僕の近くにはいて、うれしいやら切ないやら、複雑な心境。
間違いなく、僕の中ではデザインという現場の中心にいる人の1人。
これからは上田君が引っ張っていく時代。自分も置いていかれないようにしないとね。

PROFILE
札幌にて、映像の企画製作、各種プロジェクト管理などをしています。
www.beatimage.com

石川伸一[Shinichi Ishikawa]

編集・企画/ NUMERO DEUX

上田亮へのコメント
上田君は彼が学生の頃からの知り合いです。
それからイベントでよく会ったり、デザインをお願いしたり、
大丸藤井セントラルで買物中、偶然会ったりします。
第一印象から現在までのブレのない人物です。
では、どんな印象かというと、なかなかつかみづらい(笑)。
礼儀正しいソフトな感じなのですが、それ以上はミステリアスともいえます。
ただ、そのつかみづらさは僕にとって気持ちの良いものです。
そんな曖昧な印象の彼から生まれるデザインは、明確な意味性を発信した素敵なものです。
それに彼は遊び心のあるものに魅かれるようですよ。
これからも一緒にやる機会を狙っているデザイナーのひとりです。

PROFILE
99年よりアート・文化についてのメディア作りのプロジェクトをスタート。ウェブに
よるニュースの発信とフリーペーパー「マグネット」を発行しています。消費社会の中
で「捨てられないフリーペーパー」「10年後に読んでもフリーペーパー」を目指す、
作品としてのフリーペーパー作りをしています。

NUMERO DEUX