そういえばCOMMUNEもフランス語が語源だったっけ

札幌アリアンス・フランセーズ主催の『日仏交流150年』をテーマにした
トートバックのデザインコンペの審査へ行ってきました。
審査員はクリストフ・バゴノさん、寺島賢幸さん、前田弘志さん、ワビサビの工藤良平さん、そして自分。
学生のみのコンペだと思っていたんですが、実はプロも参加されていて、
力作揃いだったので選ぶのに苦労しながらも、気に入ったものをチョイス。
上田亮賞もあります。
結果は13日に開催されるクリスマスパーティーにて発表です。

今回のコンテストには、いくつか賞があるんですが、
アリアンスフランセーズ賞には、フランス語講座受講券が贈られるそうです。
僕にはそれがうらやましい。

10年ほど前になりますが、実は大学の頃、
スウェーデン語の勉強を始める前に、2年間フランス語を勉強していました。
その頃ベネトン主催のFABRICAというアートスクールに興味があったのもあり、
正直に言うとイタリア語がやりたかったんですが、
結局授業が無くて、少しは近道になるかなぁなんて軽い気持ちで、
同じラテン系言語のフランス語を取ることにしたんです。

世間知らずなその頃の僕のフランスに関する知識は、ジダンと親日シラクとボジョレなんとかぐらいのもので、
フランス映画なんて、いつもストーリーの途中で突然主人公に羽が生えて飛んでいってしまったり、
ジュテームジュテームと何回もしつこく繰り返し言うだろう官能的なものばかりだとか、
昼になったら仕事をほっぽり出しておっきいカフェオレボールでカフェオレを飲みながら、恋バナに花を咲かすんだろうとか、
八百屋の野菜を前に、なすびの形の芸術性に関して延々と議論しているんだろうとか、
相当偏ったステレオタイプを持っていたような気がします。

テキストに出てきたセーヌ川の右岸と左岸という単語も、
えーっと、イーストが東で、ウェストが西で、
えーっと、右がお箸で、左がお茶碗で、
みたいな調子で。

そんなフランス自体にそれほど知識も興味の無かった自分が、
フランス語をうまく話せるようになるほど熱心に勉強するはずもなく、
いつの間にか、その後に始めたスウェーデン語にあっけなく取って代わられたのでした。

あれから10年、

リュック・ベッソンの「グランブルー」と「レオン」とか、
ジャン・ピエール・ジュネの「デリカテッセン」と「アメリ」は結構好きだったり、
昔ジャケ買いしたサン=テティエンヌってアーティストの名前がただのフランスの地名だったとか。
ロマンチックな恋人達の散歩道のはずだったシャンゼリゼ通りには犬の糞がたくさん落ちていたこととか、
登った凱旋門の上にはアジアの観光客しかいなかったこととか、
道ばたで食べたバゲットがすごくおいしかったこととか、
ルーブル美術館の行列がイヤだからと見ないで帰ってきて後悔しているとか、
郵便局にあった切手の自動販売機にお金を入れたら、大量に切手が出てきてしまったこととか、
フランス代表対スウェーデン代表戦を見に行ったとき、
期待していたジダンがとてもストイックに黙々とアップしたわりに活躍せず、雨の中0対0という結果に終わったこととか、
その試合で、前にいたフランス人が、試合中サイドバックのカランブーの名前をずっと大声で叫んでいて迷惑だったこととか、
フランスワールドカップのマスコットFOOTIXはプラティにに少し似ているとか、
バという日本語じゃ名前かどうかもわからない名前の選手がいることとか、
パリのポンピドゥーセンターの広告指定書体が自分もよく使うDINで、
しかもそれはドイツで作られた書体だったこととか、

とにかく、あの頃に比べればフランスに関わる体験がそれなりにあったわけです、
そんなわけで、今もう一度フランス語を始めたら、あの頃と少し違う結果になるんではないかと。

札幌アリアンス・フランセーズ トートバッグ・デザインコンクール2008

by 上田亮 from Sapporo

One Response

  1. 札幌アリアンス・フランセーズ Says:

    札幌アリアンス・フランセーズはフランス政府関連機関であり、札幌で最も権威のあるフランス語学校として高い評価を受けています。講師陣にはパリの有名大学・大学院を卒業した優秀で経験豊富なフランス人講師が多いですので、パリの教養ある人々によって話される標準的なフランス語を学ぶことができます。講師陣は、マルタン・ラフィット(パリ・ディドロ大学卒業)、ナディーヌ・フェルチ(パリ・ディドロ大学卒業)、レイラ・ラウアティ(パリ・ソルボンヌ大学卒業)、エヴェリナ・パブロフスカ(パリ・ディドロ大学卒業)、ブリジット・モゼール、トマ池田ドレットの6名。

    札幌アリアンス・フランセーズ
    〒060-0062
    札幌市中央区南2条西5丁目10-2 南2西5ビル2階
    TEL: 011-261-2771
    FAX: 011-261-1507

Comment

Your comment