僕の虹色の人生
先日、3年半、月に約2回のペースで続いていた雑誌の仕事が最終回となりました。独立して間もない頃、「人生すごろく」という仮称で提案した企画でした。内容は毎回1名づつ、その人のそれまで歩みをすごろく形式で追っていくというもの。カメラマン、家具職人、女優、蕎麦職人、陶芸家、ダンサー、米農家、映画監督、メイクアップアーティスト、シニアソムリエ、侍、料理人、オーロラ写真家、野菜ソムリエ、ショップ店長、農家などバラエティに富んだ人生、個性に富んだキャラクターの方々を計40名取材させていただきました。3年半でホントに色々ありましたが、とても楽しいお仕事でした。何より、この取材で出会った人たち、そして一緒にお仕事させていただいた編集のTさん、ライターのHさん、カメラマンのHさんとKさんとの出会いが財産になりました。
色々な人の人生の一端を見せていただいて感じたのは、人の人生に方程式や明確な答えは無いということ。人それぞれ、ただその瞬間にある色で人生という紙を染めていくイメージ。その紙は、その人オリジナルのグラデーションになる。時々、ふと自分の人生がすごく地味な色のグラデーションに染まってしまっていると感じたり、色々な色が混じりすぎてどこか濁ってしまっているような感覚に陥ることもあるかもしれません。
でも、自分を含め40人の人生をみていると、その時々の色はあるとしても、その先にいくらでも違う色の自分を見つけられるような気がします。子供の頃に描いていた自分の人生って、まだどんな色にも染まることのできるという意味で、虹色じゃなかったです?またそんな未来をを想像して先に進んでみるのも良いのかもしれません。
by 上田亮 from Sapporo
