ストックホルム 午後14時

最近雨の多いストックホルム。
霧雨が降ったり止んだりしています。
雨と雨の合間に偶然、ダブルの虹を見つけました。

こんな夕焼けですがこれでも午後14時頃です。これから12月に向けてどんどん日が短くなって行く季節になりました。

by 渡部牧子 from Stockholm

ストックホルムの老舗ビアホール


Kvarnen

ストックホルムにはバーやパブなどの飲み屋が数多く存在する。その中でも、永い歴史を誇る「Ölhall」というタイプの飲み屋を特に注目したい。「Ölhall」という言葉の語源はドイツ語の「Bierkeller」にあり、ビアホールを意味する。スウェーデン語では、ビールや素朴で庶民的な家庭料理を楽しめるお店のことで、もう少し広い意味を持っている。ここ30年ストックホルムでは、バーやイギリス風パブが人気を集めるにつれて、ビアホールは珍しい存在になってきた。もちろんバーやパブもいいけど、そういうところと違ってビールホールは社会的地位やスタイルや年齢を問わずに誰でも気軽に行ける場所で、本当に色んな人がいて面白い。という訳で、今もストックホルムに残っている「Ölhall」をいくつか紹介したいと思っている。

ストックホルム人(ストックホルムに生まれ育った人)は「Ölhall」と聞くと、最初に頭に浮かんくるのは「Kvarnen」だろう。そこはちょうど今年で創業100周年を迎えた有名な老舗だ。ストックホルムの南地区「Södermalm(通称Söde)」にあるこの店は1908年のオープン以来、町の労働者、失業者、売れない詩人や自称知識人などに長年にわたって愛されてきた。そして、日々の苦労を忘れたり、将来への希望を語り合ったり、ジョークを言い合ったり、ナンパしたり、喧嘩したり、息を引き取ったり(そう、ここでこの世の最後の瞬間を迎えた人が数人いるらしい)してきた。それに、「Kvarnen」は「Söder」を拠点とする「Hammarby」というサッカーチームのサポーターたちの溜まり場としても有名で、試合の日には、店は「Hammarby」のチームカラーであるグリーンと白に彩られる。昔から続く「Ölhall」の独特な雰囲気を味わえたいなら、必ず「Kvarnen」に行ったほうがいい。ただし、週末は酔っ払いや強引なナンパも多いので、そういうのが苦手ならちょっと早めに帰ったほうがいいかもしれない。


Pelikan

「Kvarnen」と同じく「Söder」にある「Pelikan」というビアホールも紹介したい。100年以上の歴史を誇るこの店は、「Kvarnen」よりも落ち着いた雰囲気で、わいわいとお酒を飲むというよりも、伝統的な家庭料理を楽しむ場所だ。だから、素朴なスウェーデン料理を食べたい人にはお勧めできる。あとは面白いことに「Pelikan」と日本帝国海軍にはちょっとした縁がある。オープンした1904年当時、店は「Pelikan」ではなく、「Port Arthur」と呼ばれていた。「Port Arthur」(日本語名:旅順工区)とは、その年、日露戦争において日本海軍がロシア海軍を破った所。当時スウェーデンの敵国とされていたロシアを破った日本海軍を祝ってその店名を付けられたと思われる。ちなみに現在の店名になったのは1969年のことだが、未だに「Port Arthur」の通称「Pottan」を使って読んでいる常連客は多い。

by ヨハン・ファント from Stockholm

ヘルシンキ国際空港


スモーキングルーム


待合所


待合所


待合所

スウェーデンのレポートではないのですが、今回は私が日本に帰るときによく使うヘルシンキ国際空港についてお届けします。
全体的にヘルシンキの空港はほかの空港に比べて天井が低く、床や壁などに木の素材を多く使っているためすごくのんびりゆったりした雰囲気の空港でした。
特に待合所のインテリアや造り、色合いがすごく北欧的。今回、夏に日本からスウェーデンに帰って来た時は飛行機がすごく遅れてしまいヘルシンキの空港に着いたのは夜遅くだったので、誰も居ない空港でゆっくり写真が撮れました。

by 渡部牧子 from Stockholm

テキスタイルと空間アートの融合

少し前になるのですが久しぶりにストックホルムからバスで15分くらい行くとある海辺の街にあるギャラリーGustavsbergに行ってきました。Gustavsbergといえば陶磁器などで有名ですが、それだけではなく小さなギャラリーやショップなどもあり、天気のいい日などはお散歩がてらに行くとなかなか楽しめます。

その中のギャラリーで、フィンランド生まれのPasi Väimaaのエキシビジョンをやっていたので見に行ってきました。Pasi Väimaaはテキスタイルのアーティストなのですが、彼の作品の多くは自然の光やライトを巧みに取り入れ独特の空気感を作り出しているので、柔らかい雰囲気のものが多いです。今回の作品も、光がたくさん降り注いでいる夏の間の北欧ならではのもので見る角度によっては、素材の質感がいろいろ変わりすごく美しいものでした。

彼の作品は9/14までGustavsbergskonsthallで見る事が出来ます。
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by 渡部牧子 from Stockholm