MINI GRAPHICS 2 — Sandu / Hong Kong[2012]

紙や印刷にこだわった小さい印刷物を手に取ると、つい気持ちが高ぶるのはきっと職業病ですが、視覚で伝える情報だけではなく、手触りで感じさせる情報の質を高めることも、印刷物を制作する上で非常に大切なことだと思います。その時の感覚は、薄いというだけで、モノを作っている感覚。そんな、モノ感あふれる印刷物を集めた書籍、「MINI GRAPHICS 2」にて、COMMUNEの特集を組んでいただきました。チキンペッカーPiccolina石田さん名刺akinagaoHappyTreeの仕事を掲載していただいております。手に取れるサイズの印刷物の参考に、ぜひ覗いてみてください。

by Kazuki Murata from Sapporo

Petter Berndalen — Business Card

Petter Berndalen — Business Card / 2013
Art Director:Ryo Ueda [上田 亮]
Designer:Ryo Ueda [上田 亮] / Yuji Terada [寺田 侑司]
Production:COMMUNE
Client:Petter Berndalen
 

 

 

 

 

 
スウェーデンのフォークミュージシャンPetter Berndalen。彼との出会いは2013年夏、スウェーデンにてエコ活動に関わる人々を取材した際。彼の職業は音楽家だが、同時に社会活動家としての側面も持ち合わせている。2011年から、肉屋や野菜などの食料品を量販店で買わない“Husfadern”というプロジェクトを開始し、様々なメディアにも取り上げられている。そして今では衣料品や洗剤をも、直接生産者と対面して購入し、その活動を拡大させている。それは無駄や矛盾をはらんだ流通システムへの彼なりの意思表示ではあるが、極めて平和的なものであり、彼の優しくて温和な人柄を表している。また彼の音楽づくりは、彼のために完全にカスタマイズされたドラムやランプシェードを楽器として扱う独特のもの。実際スタジオで聞かせてくれた彼の曲は典型的なフォーク・ミュージックのイメージとは全く違い、圧倒的なテクニックと存在感があった。彼のアイデンティティを閉じ込めた名刺は、彼の見事なバチさばきとオリジナリティの高い音楽性を表現しデザインした。そして熱心にこちらの話を聞き、深夜まで取材に付き合ってくれた彼のキャラクターは、ゴールドに光るサインが物語るように、高貴で品格を感じるものでもあった。名刺のデザインにはやはり”その人”を反映したいと思う。きっと音楽だけをCDから聴いただけでデザインしていたらまた違ったデザインになっただろうと思う。

by Ryo Ueda from Sapporo

Designlicious — Basheer Graphic Books / Hong Kong[2012]

とうとう札幌にも冬がやってきました。冬になると夏よりもお腹が空くのは僕だけでしょうか?そして、お腹が空いたなぁと思っていると、大きいフライドポテトが目に入ってきました。…ということで、久しぶりに書籍のご紹介を。香港の出版社から出版されている「Designlicious」という本は、飲食店のブランディングに特化した本で、COMMUNEからは「Aki Nagao」と「チキンペッカー」のお仕事を紹介していただいております。そして、それは同時に世界中の飲食店が掲載されている本に、北海道のお店が載ったということであり非常に嬉しく思っています。北海道は世界に誇れる食が豊かな島。そんな北海道で、食に関わるお仕事をさせていただき、美味しいものを素直に「コレ美味しいよ!」と伝えることが出来ることは本当に嬉しく、ありがたいことであり、やりがいのあることだなぁと思っています。

by Kazuki Murata from Sapporo

今年も雨だった。今年も熱かった。

先週末の9月15日(日)、札幌ADCコンペティション&アワード2013が、札幌市生涯学習センター「ちえりあ」にて開催され、今年から司会に大抜擢された寺島デザイン制作室の佐藤健一さんによる絶妙な司会進行で審査が行われました。今年の審査員は、川上シュンさん、中島信也さん、日高英輝さん、平林奈緒美さん、山田英二さん、岡田善敬さん。全体的に辛口な審査で、会場でもいたるところから「今年の審査は厳しいなぁ」という声が聞こえました。各部門の金・銀・銅の各賞を決める2次審査でも最後まで結果が分からない展開が相次ぎ、そんな審査を間近で見ることが出来とても刺激的でした。しかし、新人賞に関しては全審査員からの評価を受けた寺島デザイン制作室の森川瞬さんが、誰もが口をそろえて「今年の新人賞の出品作品は全体的にレベルが高い!」と言われていた中での圧巻の受賞でした。本当におめでとうございます!ちなみに、COMMUNEはブック・エディトリアル部門で札幌ADC年鑑が銅賞をいただき、Ribbonesiaとしてウェブ・インタラクティブ部門でRibbonesiaのWebサイトが銅賞をいただきました。また、その他の作品も入賞にはいたりませんでしたが、入選を果たした作品も多く、中には2次審査にて高い評価をいただけた作品もあり、今後の制作の励みになりました。審査員のみなさまありがとうございました。そして、運営に携わったみなさま、大変おつかれさまでした。

by Kazuki Murata from Sapporo

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昨年から始まった、年に1度の箱の祭典「HAKOMART」(通称ハコマ)が、Plantationにて開催されています。ハコマは、箱好きが集まって箱を肴に酒を飲む「箱飲み」が元になり出来たイベント。上田も、その「箱好き」のひとりとしてハコマの企画から参加しています。さて、初日の8月31日は、オープニングパーティー(通称ハコパ)が開催されました。主催のモリタ株式会社の近藤さんによる熱い「箱愛」に満ちた挨拶にはじまり、Plantationの美しく美味しい食事に舌鼓。一方、展示に関しては昨年よりも箱の形も色もバリエーションが増え、より楽しい展示になりました。また、ハコマの特徴はただ展示するだけではなく、気に入った箱はその場で購入可能だということ。今年は、村田名義で参加させていただきましたが、自分で作った箱を目の前で買っていただいた時は本当に嬉しかったです。ちなみに、自分が作った箱は写真の最後2枚にある箱。「なぜ3なの??」と多くの方に訊ねられましたが、その答えはぜひ会場にて。他にも、今年のテーマである「スイーツ」にまつわる世界で30個程しかない珍しい箱が目白押し。ぜひ、お気に入りの箱を見つけにいらしてください。

HAKOMART 2013
8月31日(土)〜9月8日(日) / 11:00〜22:30 (LO 22:00)
Plantation 3F グルニエ (札幌市白石区菊水8条2丁目1-32)

参加クリエイター
阿部 寛文 / グラフィックデザイナー
岡田 善敬 / アートディレクター
川本 真也 / グラフィックデザイナー
菊池 信悟 from rocketdesgin / アートディレクター
滝沢 愛梨 / グラフィックデザイナー
武田 浩志 / アーティスト
増永 明子 / アートディレクター・大阪
村田 一樹 from COMMUNE / デザイナー
森迫 暁夫 / イラストレーター
若岡 伸也 / グラフィックデザイナー・山梨

by Kazuki Murata from Sapporo