内からの見え方。外からの見え方。

大変嬉しいことに、国内外問わず書籍への掲載依頼をよくいただきます。近年は海外からの掲載依頼も非常に多く、例えば数字を使ったグラフィックを集めたイギリスの「Numbers in Graphic Design」やロゴをとにかく集めたドイツの「LOS LOGOS」、モノトーンのデザインを集めた香港の「Black and White」、小型グラフィックを中心に集めた中国の「mini graphics2」、そして、飲食店ブランディングに特化したシンガポールの「designlicious」など、アジアやヨーロッパを中心に様々な国から依頼をいただいております。また、国内では「地方」がキーワードとなった特集にもよく掲載していただきますが、一方で海外からは世界中のデザインを集めた中の1社としてCOMMUNEを掲載していただいており、国内外それぞれからのCOMMUNEの見え方が違うことに面白さも感じています。そして、それらの書籍を試しに集めてみると、溜まった書籍はかなりの量で、上の写真にある“ブックタワー”は30冊以上積んでおり、高さは70cm以上。小人のアリエッティにとっては4階建てのビルに相当しますが、それでもまだ積みきれなかった書籍がたくさんある状態でした。そんな大量の書籍を、これから少しずつご紹介していこうと思っております。しかし、週1回のペースでご紹介すると仮定しても、その頃はもう真っ白な銀世界。年もまたいでいるでしょう。んー、なかなか持久力の必要な長期企画になりそうです。

by Kazuki Murata from Sapporo

新たな船に乗り換えるために

僕は学生の頃から、チームで何かをやるということに憧れていた。学生時代からクリエイティブ活動をするためのユニットを結成したり、フリーペーパーを発行するチームを作ったり。そして今も、COMMUNEはカタチとしては会社ではあるけれど、名前のとおり、複数の仲間が集まる共同体だと思っている。始めた頃と比較すると随分とカタチもできることも変わってきたと思うけど、そういう部分は今も昔も変わらない。

随分長い時間がかかったけれど、昔からの友人でもあり、僕のことを良くわかってくれている岩本と、若いけれどメキメキと頭角を表した井上。彼らが来てくれて、僕はやっとみんなでCOMMUNEなんだと実感することができた。その後、彼らは新しい場所を見つけ、活躍している。COMMUNEイズムを引き継いで、バリバリやっていると思うととても嬉しいし、応援もしている。

そして、インターン・東京のデザイン会社を経て、去年から加わったコミュニケーションの怪物寺田、すーっと人の懐に飛び込んで、いつの間にか仲良くなる彼は誰からも好かれている。だから、もうすぐ1人でどんどん外に出て行ってくれると思う。それから、若いのになんでもできてしまうスーパーな逸材村田。彼も同じくコミュニケーション能力は高く、本当になんでもできてしまう、だからなんでもお願いしているw。彼らのことはいろんな人に褒めていただく。そして僕も自慢しているw。そしてスウェーデンで家具のリペアをやっている渡部と、ブログエディターで別の仕事をもつFant。彼らとは一番長い付き合いだし、これからも一緒にやれるといいな。

僕らは会社ではあるけれど、会社らしくない会社でありたい。それは、ただのデザイン会社ではなく、既存のシステムややりかたにとらわれず、よりよいやり方を見つけ、個人がやりたいことを実現していける場所としての組織。それは会社でも会社じゃなくても、社員でも社員じゃなくても、そんなことは重要じゃない。クライアントワークもオリジナルプロジェクトも。なにかをやる上で大事なことは当事者意識。いかに相手の立場にたって考えることができるのか、自分のこととして考えることができるのか。それは僕らCOMMUNEという組織でも同じ。やらされているのではなく、自分が何ができるのか考え、自分の意志で実行する。そういう部分が僕らのあり方ややり方としても必要だ。

デザインという仕事は見えないところに時間や労力がかかる仕事、だから多くのデザイナーは自分の目指すクオリティやアイデアを生み出すために、本当に多くの時間を費やしている。僕らも同じく。ただ、それを続けることは必要だし大事なことだけれど、日々の仕事に追われ、疲弊してしまうことで、本質的な部分を見失ってしまうことはとても危険だ。

COMMUNEは今年新しいことに挑戦する。そのためにやらなければならないことはたくさんある。COMMUNEは変わる。

by Ryo Ueda from Sapporo

凸凸コンビの活版立ち会い

先日、とある案件で活版印刷に立ち会いに行ってきました。村田が担当している案件でしたが、どうしてもどうしても活版印刷の現場に行ってみたかったので、私、寺田も現場にお邪魔してきました。日章堂印刷は、もともと、すすきの近隣で営業されていたのですが、現在は琴似に移転し親子2人3脚で営業されています。COMMUNEは、過去に名刺を制作して以来、度々お世話になっいます。立ち会いは、酒井さんの人柄が出たアットホームな空気の中で、コーヒーを頂きながら活版についてのお話はもちろん、数年前から活版需要が増えたお話、過去のお仕事も見せてくださり、オフセット印刷の立ち会いとは違った現場でした。ただ話を聞きに言ったわけではないので、その後しっかりとインクの色や注意してほしい点もお伝えして印刷所を後にしました、村田が。日章堂印刷さんでは、ワークショップを通して活版印刷の体験もできます。話を聞くのと、実際に手を動かすのでは、また違った収穫がありそうなので参加したいと思います。今回の印刷物は立ち会いの末、ステキな仕上がりで無事に納品されました。近いうちに、ブログでご報告いたしますのでお楽しみに。

by Yuji Terada from Sapporo

4h→2h→4h

先日、現在ブランディングをさせていただいている、函館にある整骨院の建築現場へ行ってきました。朝札幌を出発し、道央自動車道をひたすら南下。途中、函館名物ラッキーピエロでハンバーガーを食べ、無事に現場へ到着。そこには、白い壁のスクエアな建物に、木製フレームのスクエアな窓がついた、シンプルだけれどどこか温かみのある素敵な建築がありました。私たちの目的は、外壁や室内に設置するサインの検証。わずかな滞在時間でしたが、スムーズに打ち合わせや検証は進み、夕方には函館を出発。道央自動車道をひたすら北上し、夜には札幌へ戻るというなんとも弾丸な日帰り出張でした。なお、その整骨院は今月後半にオープンの予定。その時にはもちろん、新しいロゴやサインもお披露目になり、視察時まだ出来ていなかった室内も、きっと白と木の温もりが心地よい素敵な空間になっているんだろうなぁと想像すると、完成が本当に楽しみ。函館はなかなか遠いですが、完成したらぜひもう一度伺いたいです。そして、その時にはイカ刺しを食べたり、函館山に登ったり、五稜郭を見たり、湯の川温泉に入ったり、、、なんて出来たらな。。。と思っている次第です。笑

by Kazuki Murata from Sapporo

ハッピーがまたふたつ。

ブランディングをやらせていただいて3年目になるハッピーツリー・アンド・カンパニーから、新しいクリーニングサービスブランド「SUKITTO」がスタート。まずは、革のメンテナンスサービスとふとんクリーニングサービスから。一生ものとして使えるはずの革製品は、熟練された技術をもつ職人さんによりひとつひとつ手作業で仕上げられ、風合いを残しつつ革製品を長持ちさせます。また、毎日使うのに洗うのが大変なふとんは、北海道滝川市の自然に恵まれた環境で、ふとんの中の中までキレイな状態になって届けられます。このサービスのネーミングやコピーをお願いしたコピーライターのトウイさんはレザーメンテナンスを利用され、仕上がったトートバックを手にして“すきっと”納得の表情でした。COMMUNEは、このサービスの企画段階からブランディングに携わり、ロゴマーク、WEB、リーフレットなどを制作。くらしがちょっと便利で豊かになってほしいというハッピーツリーの想いが、このサービスを通して徐々にひろまっていくといいなと思います。

SUKITTOサービスの詳しい情報はこちらです。

また、このSUKITTOサービスの窓口のひとつでもある革色良工店の2号店が新さっぽろのDUO1地下1階に4月20日からオープンしています。ディレクションを担当させていただいた新店舗は、インテリアデザイン事務所のmangekyoとのお仕事。僕も、雪で痛んでしまったブーツをここでメンテナンスして次の冬に備えたいと思います。

by Yuji Terada from Sapporo